何一つ対策になってない

夏の電力不足 4月末めどに対策
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110325k0000e010047000c.html

・東京23区への計画停電の拡大 
・企業の夏休みの分散化・長期化 
・サマータイム制の導入 
・家庭の負担増で節電を促すような電力料金への見直し 

いやいやいやいや。何一つ対策になってないじゃないか。

今まであたりまえだったことを止めろってのは無茶なんだから、同じ生活水準で消費電力量を落とす方法を考えないとだろ。

例えば信号や駅の照明など止めることの出来ない常に使っている消費電力を抑えることが一番なんじゃないの?

自分みたいな素人でも思いつく、照明のLED化が何で出てこないんだろう?
http://www.led.or.jp/led/features.htm によると、

車両用信号機の光源の消費電力70wがLEDでは12wになり、1機当たり58wの省エネが図られます。同様に、歩行者用信号機では光源の消費電力60wがLEDでは12wになり、1機当たり48wの省エネが図られます。

ってことだし、信号機以外でもオフィスや駅なんかの照明も全てLEDにするだけで相当消費電力抑えられるんじゃないでしょうか。
確かにLED照明の設置には普通の照明よりもめっちゃ費用かかるし、電力を消費してくれないと東京電力が儲からないからやりたくないだろうってのも想像に難くないんだけどさ。

元々経済産業省が2012年までに電力消費量の多い白熱電球の製造・販売を中止して電球形蛍光灯に切り替える方針打ち出してたんだから、1年前倒し&電球形蛍光灯をすっ飛ばしてLED照明にすればいい。

それこそ一部政府が料金負担とかしてLED照明への切り替えを促すとかね。各家庭でコスト的に厳しいのはわかってるから、各政府・交通機関で率先してやるとかさぁ・・・。

生活水準を下げたりライフサイクルを変えることで電力消費を抑えることしか頭が回ってない感じ。

生活水準を保ったままで省電力化って考えに至らないのは何でだろう・・・?

「電力料金への見直し」とか、東京電力に更にお金を巻き上げられるだけの気がしてならないわー。