安倍なつみBirthday Live 2010〜Velvet Summer〜

そんなわけで、渋谷O-EASTまで行ってきました。

今日で29歳になったってことだけど、さすがにカワイイ・・・って感じではなくなってきたかな。かと言って「美人」とも違う。
つんく♂風に言うなら「イイ女」になったとでも言うんでしょうか。

ライブでは「鳴りやまないタンバリン」を初披露。CDの音に近い形で聴けたってのは本当に良かったなと。

なっちの魅力ってのは優しく包み込まれているような安心感・・・いわゆる包容感なんだろうな。それは十分感じられたライブではありました。


けどね、チケ代に見合った内容かと言われたら疑問。半額以下で今回のなっちのライブよりもクオリティの高いライブをたくさん見てるだけにね。

なっちと言うヴォーカリスト単体で見ればトップクラスだとは思います。でも、ライブってのはそれだけじゃない。

バックバンド、構成、スタッフ、その空間にいる全ての人たちがライブを作り上げるものだと思ってる。

仮にもワンマンライブで10曲前後っていくらなんでも少なすぎ。
かといってバックバンドに力を入れてるかって言ったら、ドラム&ベースレスだし。

入場に関してもそう。聞くところによると18:00開場なのに17:45にはすでに客を入れてたらしい。これじゃ、せっかく良い番号を持ってて開場に間に合う!って人が可愛そう過ぎる。
そもそも人を入れすぎなんだよ。一応公式には「約1,300人を収容可能」とはなってるものの、実際そんなに入らないでしょ。

人を詰め込みすぎて不快指数MAX。仕事などで後から来た人はまともに見れなかったんじゃないかな。

前方の端の方にスペースはあったんだけど、そこまで辿り着けやしない。せめて通路くらいは開けるぐらいのファン同士の心遣いってのが欲しかった。一人一人がほんのちょっと意識するだけでいいはずなんだけどね。

なっちの歌声には満足できたものの、ライブの構成や雰囲気は満足したとは言えない公演でした。正直これで6300円は高い。通常のミュージシャンなら4000円・・・ハロプロ価格でも5000円くらいが妥当なところでしょ。

BLITZ公演は座席指定なのでその辺は安心できる・・・はず。ライブ内容もツアーなので改善されることを願ってます。