2009.1.11 tokageワンマンライブ「まったくのはじめてなんよ」
全ての人に・・・ありがとう。
たくさん言いたいことはあるんだけど、どの言葉も陳腐なものになってしまいそうで。
「ありがとう」という一言に自分の気持ちの全てが詰まっています。
tokageが始まってから丸2年。自分が早紀ちゃんを応援してきて8年。早紀ちゃんが本格的に歌手を志してからは更に長い年月がかかっていることでしょう。
それぞれの思いとたくさんの年月を重ねて迎えたワンマンライブ、今までの椛田早紀を全て詰め込んだステージを見せたと思います。
まだライブが終わった感じがしてません。フワフワとした浮遊感が残っている上、意外と「あ、終わっちゃった」的なあっさりした感じです。
ただ、終わったあと昔の曲を聴きなおしていたときに、色々今までのこと、一杯に埋まった会場を見たときの早紀ちゃんの表情を思い出してグッときたりしてたりはしています。
今回のライブのDVDを見たときに、更に実感が湧いてくるのかもしれません。
以下、長々と時系列に書いていきます。
ライブ前
所用があって16時15分ごろに渋谷に到着。到着後、駅にある花屋で花束を購入。時間かかっても10分ぐらいだろうと思ってたんですが、花束を作ってくれている女の子、かなりトロイ(苦爆)。結局、会場到着は開場時間の3分前と言うかなりのドタバタに。
急いで呼び出した(笑)友人にチケを渡し、5階へ。途中高校の友人の姿も。
すぐに開場したので、中に入りアキオさんたちと協力して、tokageさんたちだけに内緒のサイリウムを説明用紙と共にお客さんに配布。
レインボータウンFMの方や、以前Bassでサポートしてくれたノブさん、DAIBA MUSIC FACTORYで準グランプリを獲ったJJ、早紀ちゃんのblogにたまに登場するお友達の姿も。
正直な話、10月にワンマンライブの発表があったときは「無茶だ、まだ早すぎる。」と思っていました。
今までのtokageの動員力を考えたら、どんなにファンが頑張っても良くて50人前後、どんなに頑張っても70人くらいが妥当なところ。
普通ならそういった場合は所属事務所やレコード会社が集客に尽力するところなのですが、tokageはどちらにも属しておらず。
ましてや早紀ちゃんは大分出身、Eiriさんは茨城出身。どちらも地元の友人や知人を呼ぶのはそうそう容易ではありません。
もちろんファン側の努力もあったでしょう。でもそれ以上に早紀ちゃんやEiriさんたち自身のtokageを見て欲しい聴いて欲しいと言う思いが、100人を超える人を集めたと言っていいでしょう。
どんどん埋まっていく場内を見て期待が更に膨らんでいきました。
入場が中々終わらないため、10分ぐらい時間が押して開演。
ライブ本編
Opening
いつものThe Ting Tingの「Great DJ」ではなく、軽快な感じのちょっと長めのSE。
緞帳代わりの幕が下りた瞬間、客席を見た早紀ちゃんが泣きそうに。思わず「泣くな!まだ早い!」と口にしかけたとかしなかったとか。
と共に、緊張していると言う自覚は全くなかったものの、体は極度の緊張状態にあったのか自分の足が痺れて動かない。テンポを取るのもままならなく、最後まで自分は持つのかどうか・・・などとは考えずにやれるところまでやってやると決意。
1.ABCガール
イントロの感じから「My Life」かなと思ったのですが違いました(笑)
アレンジが全く別の曲と言っていいほど大きく変わっていて、最初何の曲かまったくわかりませんでしたが、歌詞で「ABCガール」と判明。キーボードの音と相俟ってかなりパンキッシュな感じになってました。
2.楽園
「ABCガール」から「楽園」への流れは予想の範囲内。アレンジも大きく外れることなく、聴き慣れた感じのものでした。
<MC>
「たくさん踊って、歌って、ヒューヒュー言ってみんなで楽しんで行きましょう!」とここで軽くMC。
3.仲なおり
ほぼCDそのままのアレンジ。一番安心して聴ける曲ですね。ここからはPOP寄りなtokageが続きます。
4.チェリー
ストリングスのソロからイントロへ。この曲はやっぱりストリングスの音が入った方がいいですね。途中、感情が入りすぎたのか早紀ちゃんが声を詰まらせる場面も。
5.ピアノ
ピアノソロからイントロ。やっぱり「ピアノ」なだけにピアノが無いとね。個人的にかなり好きな曲なので、普段のライブでももっとやってほしいです。
<MC>
ここでBa.タクさんとKey.服部寛昭さんは舞台袖へ。
早紀ちゃんはライブ1週間前は緊張しまくって、衣装を探してたときは色んなものにぶつかったりしてたそう。原宿のカフェで備長炭の置物を壊したときは、どうしようかと思ったとか。
他にも色々事件は10個ぐらいあったらしいですが、続きはblogでとのこと(笑)
6.ペリドット
アコギとパーカッションのアレンジで。一部メロディの変更がありましたが、曲の良さは変わりません。
<MC>
早紀ちゃんは、初めては大体失敗するそう。
Eiriさんは時間にルーズで気がついたら家を出ないと行けない時間の10分前になっているとか。失敗・・・ではないですが、自分もよく似たような状況になるのでわかります(笑)
早紀ちゃんは、中学のときいいなぁと思った人と帰ったときの話。
彼が自転車通学だったためにヘルメットを片手に持ちつつ下校。途中で立ち寄ったミスドで、可愛い子ぶっていつもは頼まないアップルパイを頼んだ早紀ちゃん。ボロボロ落っこちてめっちゃ食べにくいアップルパイを前に早く帰りたいと思ったそうな。
そういう失敗から、はじめから素をさらけだそうと思ったそうですが、大人になったらなったで初めから素を出すと失敗することがあって難しいとのこと。
オチがついたところで、アカネイロの茜さんを呼び込み。
7.放課後blue
茜さんのフルートも素晴らしかったのですが、それ以上にコーラスが秀逸。MCで喋ってたハスキーな声とは裏腹な透き通った声が早紀ちゃんの声と絶妙にマッチしてました。
<ドラムソロ>
Dr.sokiによる5分を超える長尺のドラムソロ。当初はこんなに長尺の予定ではなかったらしいけど、いつまで経ってもメンバーが出てこなかったので、ひたすら叩き続けたそうな。
まさに圧巻と言う言葉が相応しいドラムソロでした。
<SE>
SEと言うよりは各メンバーのセッションと言ったところか、一人ずつメンバーが登場し、最後に衣装を変えた早紀ちゃんが出てきたところで次の曲。
8.Pansy 〜30℃の恋〜
初期のtokageで一番好きな曲。多少アレンジが変わってもそれは変わりません。クラップは裏ノリだと思うんですが、早紀ちゃん自身が表で拍を取ってるだけに、中々難しいっていう(笑)
9.Black Yesterday
昨年末に久々にやったので、やらないはずが無い曲(笑)
tokageを始めた頃はちょっと怪しい部分が多かったですが、今の早紀ちゃんなら十分歌いこなせてるので、今後もライブでやって欲しいね。
10.早熟
tokageで一番最初に出来た曲と言ってイントロへ。実際は「My Life」の方が先に出来てたんだろうけど、tokageとして作った曲って意味なのかと。
最初の頃と比べると多少アレンジが変わりましたが、tokageを代表する曲には変わりがありません。今後も色々と試行錯誤して成長していって欲しい曲です。
<MC>
DVDの撮影が入っている話。「なのでガッツリ楽しみましょう!」と。そのままメンバー紹介へ。
メンバー紹介は早紀ちゃんの名前は観客に言わせる演出でした。
11.カレーライス
最初に聴いたときはそれほど良いなあとは思っていなかったのですが、聴けば聴くほど印象が良くなってく曲だなと。
12.雨色
ステージ上からはサビで手を振っている光景はどんな風に見えたのでしょうか。
自分は客席全体を見れる場所じゃなかったので、DVDで確認したいと思います(笑)
13.ラブレター
「雨色」から「ラブレター」の流れは鉄板です(笑)
会場のボルテージが最高潮になったところで終了・・・にさせるわけがない(笑)
Encore
アンコールで白サイリウム発動。光らせ方がわからない人も居たので光らせてあげたり。メンバー全員素で驚いた表情をしていたので、大成功と言って良いでしょう。
メンバーが出てくるまで結構長かったですが、ひたすらコールを。
EN1.てがみ
考えてみれば、アンコールに最も相応しい曲ですね。
ボサノバ風のアレンジに変わった上、ギターもクリアな音だったので、早紀ちゃんの歌声が更に際立った印象。
早紀ちゃん自身のことを歌っている曲なだけに、途中感極まって涙する場面も。
<MC>
もう一曲やりたいということで、早紀ちゃんが白いエレキギターを手に。「あれ?この曲バレーコード出来ないと弾けないよな?」と思いながらも、イントロが始まります。
EN2.My Life
早紀ちゃんバレーコード弾いたのを見たことなかったので大丈夫?と思ってたんですが、パワーコードで弾いていました。
ギターに意識が行き過ぎて、歌詞が飛んだりごっちゃになってたりしましたが、早紀ちゃんがギターを弾いて歌ったことに意味があると思います。
ちなみに早紀ちゃんが弾いてたところはイントロとサビ終わりの部分、1番から2番にかけての間奏、コードはイントロと間奏がパワーコードでCとA#、サビ終わりの部分がGとCのそれぞれ2小節ずつ繰り返しです。
2nd Encore
まだあの曲やってないぞ。ってことで再度アンコール。
今度は結構すぐに出てきてくれてハイタッチ。早紀ちゃんが「何にしよう?」と聞いてきたので「looking for the star」を優しく(笑)リクエスト。
いや、ほらこのメンバーで「looking for the star」をやったことなかったんで・・・。
もしここで「あわつぶ」や「スーキー」とか言ってたら、それをやってくれたんだろうか(苦爆)
EN3.looking for the star
思い返せば、この曲もかなり久しぶり。掛け合いがやっぱり最高。もっともっと大きな会場でこの曲を歌ってみたい!
ライブ後
2時間にわたるライブは終了。「ペリドット」のピアノバージョンで追い出し。
2回のアンコールは予定調和だったのかもしれませんが、白いサイリウムはガチでメンバーは知らないサプライズです。
最後に何がいいか聞かれて「looking for the star」をリクエストしたのも偶然です。まあ、その答えしかないと言う確信犯的なものもあったでしょうけど。
ライブが終わった直後は、まだライブ中のような感じがしてまともな思考回路じゃなかったような気がします。正直あんな感覚初めてでした。
それだけ充実した最高のライブだったのかなと。
興奮冷めやらぬ中、仲間とライブの感想を語り合い、それぞれの帰途についたのでした。
最後に
サイリウム企画を発案実行までこぎつけてくれたアキオさん。
忙しい中来てくれた高校の時代からの友人70さん、Saberさん。
直前に誘ったり体調が優れないにも関わらず来てくれた、メピラス先生、にい☆彡さん、なごやくん。
最高の雰囲気を作ってくれた会場に来てくれた全ての人たち。
裏方で支えてくれたライブスタッフの皆様。
サポートしてくれた、タクさん、soki、服部さん。
そして、最高のステージを魅せてくれたtokageの早紀ちゃん、Eiriさん。
感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!
そして、今後ともどうぞよろしくお願いします!