今更ながら

http://d.hatena.ne.jp/bousi/20031205
2003.12.5プレイバック(笑)
正直な話、ライブが終わった直後、自分はものすごく凹んでました。なぜなら、ライブの出来としては最悪だと感じたから。歌詞を間違えたりとんでしまった事実にショックを受けてました。

けどね、

早紀ちゃんはその年の集大成を見せてくれてたんだよね。

よ〜く冷静になって考えたら、今出来ることを全部出し切ろうとしてたのが後になってわかったんです。

まず、1曲目の「あたりまえのこと」。
SEからの流れでサビから入る始まり方。今までにない入り方で、椛田早紀の世界にグッと引き込もうとしてたんだと思う。事実、自分もその後しばらくはギターを引くときはサビをアルペジオで弾いてからイントロに入るパターンで弾くようになってました。

2曲目の「今日も曇りかも」
今まで使ったこともないと思われる、タンバリンの使用。案の定、途中途絶えたりはしたものの、早紀ちゃん自身も演奏に加わっているっていう気概が感じ取れた。イメージとしてはタンバリンはピッタリだったと思います。

3曲目の「PRIDE」のカバー。
これは2003.2.1のSLEEPERS'Cafeでのライブを受けてのものだったんだろうなぁ・・・。2/1のライブはカバー曲の方が多いライブだった。いろんな人の曲を歌うことで早紀ちゃん自身の幅を広げようと思ったんだと思う。その中で早紀ちゃんが選んだのが今井美樹の「PRIDE」。早紀ちゃんなりの歌い方で伝えようってのが伝わってきた。

4曲目の「フレンズ」は後述するとして、5曲目の「ふたつの光」。
最も盛り上がる曲。盛り上がらせたかった曲だったと思う。事実、手拍子が自然と入ったし、良かったとは思う。ただ、相変わらず歌詞を間違えてしまったのはちょっと残念だったかな。

4曲目、6曲目の「フレンズ」「Fish」は今まで一番多く歌ってきた曲。ただ、気合が入りすぎてた部分もあったかなぁ・・・とは今でも思う。もうちょっと肩の力を抜いて歌えばもっともっと良くなる。そんな気がする。


結局は、気合の入りすぎ。これに尽きると思う。

けどね、その気合ってのは「最高のものを見せたい。聴かせたい。」ってキモチからだったんだと思うんだよね。当日の自分は、他の初見の人たちに受け入れてもらえるのかどうか、いつもどおり早紀ちゃんが歌えるかって部分でアホみたいに緊張してたわけで。そんな状態のときだとまともに頭が働かないもんなぁ・・・。

冷静になってから考えたら、早紀ちゃんの意図すること、キモチがたくさん伝わってきた。

そのことをライブ会場で伝えられなかったのはホントに悔やまれた・・・な。