2009.10.04 「ところがどっこい2回目なんよ」

ライブ前

今回のライブを迎えるに当たって、自分の心構えとしては、「素のままのワンマンライブを楽しむ」こと。

サイリウム企画もやらない、tokageが考えたそのままの演出を楽しむ。
手紙も書かない。その日感じた素直な気持ちを自分の口から伝える。

それにしてもまあライブ前一週間は緊張と興奮で寝れなかった(笑)。まあ、それはお互い様だったみたいだけど。

楽しみなのとどれくらいの人が集まってくれるのかってのと期待と不安は半々。気を紛らわすために色々やってたけど、仕事中や他の事をしてても頭の中はtokageのワンマンのことで頭がいっぱいでした。

ライブ本編

Opening

ステージには白い幕。前回と似たような感じのSEでしたが、微妙に違う感じ。飛行機が滑走路から一気に飛び立つ感じのSEと共に1曲目に。

1.MyLife

長めのイントロから本編のイントロに入った瞬間、緞帳代わりの白い幕が落ちてtokageが登場。早紀ちゃん客席見渡した瞬間、またもや泣きそうになってるし(笑)。

前回はギターを弾いて歌に集中できてないところもありましたが、今回はそれも無く1曲目からアクセル全開でした。
ここから7曲目までは↓の衣装で。
http://ameblo.jp/tokagenet/image-10358860520-10269288305.html

2.Pansy 〜30℃の恋〜

いきなりここでこの曲が来るかー。この時点で事前に予想してたセットリストが完全に崩れ去りました(笑)
全編に渡ってピアノのアクセントが秀逸。最初の頃に比べて、ドラムやコーラスのアレンジが変わってきたので、もう一回録りなおして再発して欲しい曲だったりします。

MC

軽めのMC。「とことんとことん楽しみたいけんね。ヒューヒュー言って楽しんでください!」と。

3.仲なおり

序盤の定番曲・・・になるのかな?ここから数曲はドラムの後ろにスクリーンを用意してイメージ映像が。空や花などの爽やかさを感じさせる映像が流れていました。
キーボードのアレンジがCDとはちょっと変わってて新鮮でした。

4.まぼろし

サビの一部をピアノ伴奏のみで歌ってから本編へ。何ていうか圧巻です。気持ちが物凄い伝わってきて鳥肌が立つくらい。
後ろのスクリーンには星空みたいな光をイメージした映像が流れていました。

5.スーキー <夏休みver.>

最後のサビ前の間奏をちょっと違ったアレンジに。ロックVersionはライブ向けの曲だと思うし、久々に聴きたいかなぁ。

MC

今日と言う日をメチャメチャ楽しみにしてた。緊張と興奮で何も無いところ転んだり、不思議な事が続いてたらしい。不思議な事の話は途中で打ち切ってしまったので、どんなことが続いてたのが非常に気になります(笑)
まあ、自分の歌詞を思い出せない時点で非常に不思議ですが(ノ∀`)

6.あわつぶ

「そばにしあわせを、忘れんでね」。この曲はアコースティックバージョンで。個人的にはこのバージョンの方が好きかなー。
この曲と次の曲でタクさんはフレットレスベースにチェンジしてました。

MC

昔のラブレターの話。誰も止めないもんだから、その手紙の内容まで話し始めました(笑)。止めませんよ、ええ。だってどんなの書いてたか聞きたいもん(笑)

7.放課後blue

1番はCDに近いアレンジ、1番の終わりから最近のライブでやるときのベースとドラムを加えたアレンジでした。

8.さみしがり☆CANDY GIRL

一旦早紀ちゃんが引っ込んで、
ここでGuest Vocal.teruhoさん(from Demolight)が登場。二人色違いの同じデザインのTシャツを着てました(参照:http://yaplog.jp/demo-teruho/archive/2513)。
何と言ってもteruhoさんのウイスパーボイスが絶妙。早紀ちゃんが「この曲はツインボーカルで完成」って言ってた意味がわかりました。

MC

「さんきゅーっす!」「さんきゅーっす!」・・・何だこの二人のノリ(笑)
Demolightの宣伝は非常にわかりやすくキャッチー。見習うべきところだよね。

9.LADY BUG

正直耳を疑いました。聞き覚えのあるタイトル、聴き覚えのあるイントロ。間違いなく4年間に聴いていた曲でした。
今回この曲をライブで演るにあたって、イントロで指差すところとかは昔のビデオを見て練習し直したらしい(笑)

ここで、teruhoさんの出番は終了。背格好も似てるし声のバランスも絶妙。この2人で組んでライブ1つやっても面白いかも。

10.早熟

「午前0時の約束」を初披露のときを彷彿させるような、セッションの流れからの「早熟」。
早紀ちゃんはセッションの間に衣装をチェンジ。
Tシャツを脱いでおそらく↓を上から着たのかと思われます。
http://www.tokagetokage.net/photograph/080730/080730_08.jpg

11.午前0時の約束

「大丈夫だよ」の言葉からイントロへ。歌うたびにどんどん進化していってる曲。今となっては「早熟」と同じくらいtokageを代表する曲になったと思います。

MC

「残りあと・・・少しです!」と何とも曖昧な言い方(笑)
「カレーライス」の前にメンバー紹介ってのは今後定番化しそうな感じ。

12.カレーライス

ダンチュレッスンをやらなかったから、そのまま最後まで行くのかなーとも思いましたが・・・。
ま、やらないわけがないですよねー(笑)。今回はカメラも無いので全力で振り付けやらさせていただきました(笑)

13.雨色

ステージと柵の間に降りてくるとか。後ろから見てた人にはおそらく早紀ちゃんが消えたように見えたに違いない(笑)
多分、みんなと同じ目線で歌いたかったんだろうなぁ。

14.looking for the star

本編ラストはこの曲。よくよく考えてみたら、ラストの5曲ってそのままライブのセットリストに出来るような並び方。

Encore

個人的にコール失敗・・・。サイリウム企画のようにみんなが一つになれるようなことがないと揃うのは難しいのかなぁ・・・?ま、何とか揃ってtokage登場。

・・・何ていうか早紀ちゃんの抱擁には正直焦った(苦爆)
信頼されてるんだなぁ・・・って気持ちと、絶対に裏切れないなって。

んでもって、「アンコール何やろうか?」「予定調和が嫌で・・・」と言ってるところに「ユキハネ聴きたい」の声が。

「ユキハネ」をリクエストされたのは多分予定外。だって元からセットリストの紙に書いてあったんだもん。「予定調和が嫌」だったんなら「それはあとに置いといて」みたいな返しをすべきだったと思う・・・。相変わらずアドリブには弱い(汗)

サポートメンバー全員出てきてたので、ノリのいい「ビューティフルバービー」か「イエナイイエロー」をリクエストするのが「正解」だったんだろうなぁ。

15.ユキハネ

「ユキハネ」は上述の予定外が影響してか、一部歌詞が飛んでしまうところが・・・。どうせならバンドバージョンで聴きたかった・・・。

本来ならリクエストで1曲歌い終わった後に「純度100%のtokageで1曲」って感じだったのかなぁ?

16.ヒマワリ

まさかこの曲を演るとは・・・。この曲は前のバンドMILK FUDGEのときに演ってた曲でして。正直涙こらえるのが大変でした(泣)
MILK FUDGEで1、2を争うぐらいに好きな曲だったのでホントに嬉しかった。
この曲はtokageでやってもイメージが合うと思っていたので、全く違和感が無し。キーボードが入ったアレンジは何気に始めて。

17.ラブレター

「ユキハネ」以外がリクエストされていたら、多分一旦この曲の前に引っ込んだんじゃないかなぁ。

ただ、ライブ中はそんな事を考える余裕もなく、最高の盛り上がりでライブは終了しました。

総括

最終的に会場に集まったのは約150人。確かに前回の200人に比べたら少なかったかもしれない。でも、純粋なファンの数は前回より間違いなく多くなってます。
自分がワンマン直前に買ったチケットの整理番号からすると、前回の倍近くの人が前売りチケットを買ってくれていたようです。

年内2回目のワンマンながらも、初回とは全く違うライブになってた点が良かったと思います。正直、ここまで違うライブになるとは思ってもいませんでした。

ライブの流れも前回以上にスムーズになっていましたし、演出面も前回以上のものでした。

個人的には、MILK FUDGE時代の曲が3曲あったためか、MILK FUDGEのワンマンライブを見てるような錯覚に陥りましたが、MILK FUDGEを知らない人にとってはtokageの曲として認識されてるでしょうから問題ないとは思います。

「LADY BUG」と「ヒマワリ」は今後セットリストに入ってくるかはわかりませんが、ワンマン限りのサービス的なものと受け取っておきます。結構同じような事やってるバンドも多いしね。

まぼろし」「LADY BUG」「ヒマワリ」を普通のライブで全部やってしまうと、MILK FUDGEとの差別化が難しくなるので、個人的には余りやって欲しくないかも。それよりも、今のtokageを最大限に表現できる曲を多くやって欲しいです。

今後の課題としては、歌の入りのミスとバラードでの歌詞飛び、そしてMCですかね。曲数が増えたためか細かいミスが多くなってきてる気がします。

MCはソロ時代にも言いましたが、「MCもライブの一部」と考えて、もうちょっと上手いことやるべきなのかな・・・と。ただ、今の自由奔放さも魅力の一つなので、そこは上手くバランスを考えて欲しいかな・・・と。



個人的反省点的なものとしては・・・。
ワンマンに限って言えば、最前列にはファンの人を固めた方がいいのかも・・・って思った。やっぱり勝手がわかる人が近くにいると盛り上げやすいし、気分的に楽。

アンコールは正直心折れました。ライブ終わりのテンションのまますぐにコールを始めて、メンバー出てくるまで続けるってのが理想なんだけどどうなんでしょ?


最後に・・・2度目のワンマンライブを終えて残ったものは、前回以上の疲労感と前回以上の幸福感でした。

そして、3度目のワンマンライブを早くやって欲しいと言う欲求が早くも出てきています。

対バンのライブもそれなりの良さがあるんだけど、長い時間tokageだけの曲を聴けるってのがやっぱり一番です。


たくさん伝えたい気持ちはあるんだけど、この一言に集約させたいと思います。

ありがとう。