2005.10.10 大分T.O.P.S Live Report

もう1週間が経とうとしていますが、今更ながらツアーファイナルのレポでも書いてみます。書いてたら何かライブレポと言うより、曲の感想とかアドバイスに近いものになってた(苦爆)。そんなこんなでライブレポ。


SE

今まで早紀ちゃんのライブでツアーと言う経験が無かったから、気づかなかったんだけど、よくよく考えてみれば毎回最初のSEが同じなのは当然なんだよね。だって同じLiveツアーなんだから。そう考えると、このSE聴くのもこれが最後なんかな。そう考えたらちょっと感慨深くなったわけで。

1.SUPER PINK BUS

今回のツアーで毎回流れているSEからスムーズに1曲目「SUPER PINK BUS」へ。このスムーズさが秀逸で。この曲のためにこのSEが作られたんじゃないかってぐらい。「SUPER PINK BUS」はこのツアーの集大成って言ってもいいくらいの曲。スピード感溢れてノリもいい、特にサビはEiriさんとYoshiakiさんのコーラスが曲に厚みをつけてる。大分TOPSに来てたほとんど人は、この曲聴くのは初めてなのに、東京のとき以上のノリだった。この1曲目でこの日のライブの成功が約束されたって言っても良かったんじゃないかな。

2.ひまわり

歌詞をかなり間違えたのは、顔にも出てなかったしご愛嬌ってことで。だいぶ自然に歌えるようになってきた曲かな。キーも早紀ちゃんの声に合ってるみたいだし、歌いやすいんだと思う。歌いやすい曲なだけに、まだちょっと変な癖が出てしまうところが気になるところ。歌い方がコロコロ変わったりするから、この曲はまだまだ試行錯誤なのかもしれないなぁ・・・。

MC1

いつものハイテンションなMCとは違って、落ち着いた自然なテンションのMC。やっぱり地元ってのもあるんだと思う。「チョーウレシイ」って言ったのが何かほほ笑ましかった(笑)

3.愛の果実

初回のライブとはだいぶ印象が変わってきた曲。アレンジがCDとはちょっと違った感じだからなんだろうな。Sakiちゃんの喉の質がちょっと変わってきたから、ちょっとキーが合ってない感じがあるけど、曲全体のイメージはCDのときより全然良い。もう一回再レコーディングして欲しい曲かも。最後のサビ前の部分はライブならではの盛り上げ方で良い感じ。

4.エスケープモンスター

最初の頃のライブだと音を外しちゃったまんま戻って来れなかった曲(笑)。今はそんなことなくて安定して歌えてる。

MC2

Sakiちゃんが「みんな盛り上がってる?」と言うもののシーン・・・としてしまった場面。いや、自分ちょっと酸欠気味だったんですってば(苦爆)。いつもは前日はお酒を飲みに行くYoshiakiさんが、前日はすぐに寝てしまったのがちょっと意外(笑)

5.アラームドリーム

これもCDとはだいぶ印象が違う曲かな。大きく違うのはタンバリンの音がないところ。今のTomoiさんのドラムが曲の表情を細やかにしてくれてるだけに、一度はタンバリン使って原曲に近い形でこの曲を聴いてみたい。この曲を歌っているSakiちゃんのふと見せる切ない顔にドキッとさせられるんだよなぁ・・・。

6.まぼろし

MILK FUDGE初のバラード曲。今歌うたびに最も良くなってる曲かな。もっと歌の表情を付けていけばもっともっと曲に込められた思いが伝わるんじゃないかと思う。この系統の曲はSakiちゃんは得意分野のはずだしね。恋愛の部分は別として、この曲ってSakiちゃん自身のことなんだろうな。過去を捨てるんじゃなくって、大事に抱えた上で前に進んでいく。でも、「忘れたフリ」をしてるって言うね(笑)

7.Lady Bug

まぼろし」のギターの音を延ばしていって、そのまま「Lady Bug」のイントロへ。どの曲も最初のライブと比べたら全然良くなってるんだけど、この曲に関しては全く別の曲と言っていい程の曲になったなぁ・・・。その要因は間違いなくTomoiさんのドラム。Sakiちゃんの歌が安定してきたのもあるんかな。

MC3

ライブツアーを振り返る話。不安があったけど、メンバーとの絆が深まったこと、来年もツアーをやりたいと言うこと。上手く伝えられない感じだったけど、その気持ちは伝わってきた。メンバー紹介でSakiちゃん自身の紹介を忘れると言うハプニング。忘れるんじゃないかとは思ってたけど、本当にやるとは(笑)。ま、そこが早紀ちゃんらしいと言えばらしいんだけど(笑)

8.Jet Spanky

最後のサビで客にマイクを向けて「みんな一緒に!」って。「Sakiちゃん絶対こういうことやりたかっただろ(笑)」って言いたくなった(笑)。まあ、マイク向けられても自分はハモリパート歌っちゃってたんで、どうにも出来なかったわけですが(苦爆)

9.ネイビーブルー

CDでハモってる部分はコーラスに変えたのかな?客としてもノリ方が固まってきた感じがあるし、この曲がやっぱり一番楽しい。当然Sakiちゃんと一緒のタイミングで跳んでましたよ、ええ(笑)

そんなこんなで、本編終了。今回はちゃんと花束渡しましたよ。ちゃんと隠しておいたんで、ライブの最中はばれてなかったはず。アンコールがあれば、アンコール終わった後にと考えてたんだけど、まあ、まだ後にバンドが控えてるし、多分無理だろう・・・。

と、思ってたら・・・「アンコール」あった(苦爆)

「アンコールはトリのバンドがやるもの」って言う固定観念があったんで、空気を読んでしまいました(苦爆)。おそらく後に控えていたJAPAN BLOODさんが「アンコール行ってきな」って言れたんだろうな。「もうやる曲が無い」って言ってたし、予定調和じゃなくて、本当の意味でのアンコールだったんだと思う。

EN1.愛の果実

Sakiちゃんが「アレ」って言ってたから、もしかしたら「隠し玉(未発表の新曲)」でもあるんかなと思ったけど、さすがにそりゃないか(笑)。最後のサビ前の部分は更にこの日最初に歌ったときよりも更にヒートアップ。その日のライブのうちに曲を成長させるとはお見事。


全10曲。Sakiちゃんの声は最後まで枯れることなく綺麗な歌声でした。何より音響が良かったし、PAさんが上手く音量や音質を調整してくれてたんだと思う。地元と言うことでリラックスして歌えてたのもあるんかな。

まあ、こっちは大汗かいて、喉も枯れ気味になりましたが(笑)

そういや最後の最後までSakiちゃん泣かなかったな。地元だし初めての凱旋ライブだし、絶対泣くと思ってたんだけど(笑)


物販終わって撤収の時にSakiちゃんとガッチリ握手。何か言うと抱きしめたくなちゃったんで、目と目で言葉を交わしました(笑)。



とにもかくにも、ツアーファイナルは最高の形で締めくくることが出来ました。少なくとも、「現時点では」最高のライブだったと思います。あくまでも「現時点」ね(笑)。まだまだSakiちゃんの能力に伸びしろは間違いなくあるし、他のメンバーだってまだまだ成長するはず。今はまだSakiちゃんはメンバーに追いつき切れてない部分があるけ、Sakiちゃんが他のメンバーに追いついたときは、間違いなく良い眺めを見れると思う。

期待するっきゃないでしょ。MILK FUDGEは間違いなく期待にこたえてくれるんだから。