tokage 1stアルバム「Hello」雑感

収録曲は下記の12曲。

1.ZiGZaG
2.早熟
3.You&Me
4.サクラ
5.まぼろし
6.Hello
7.ABCガール
8.ひとつ星
9.happy lonely days
10.ラブレター
11.ユキハネ
12.真冬のRAINBOW〜キセキ〜

「早熟」「サクラ」「まぼろし」「ABCガール」「ラブレター」「ユキハネ」の6曲が再音源化で、「ZiGZaG」「You&Me」「Hello」「ひとつ星」「happy lonely days」「真冬のRAINBOW〜キセキ〜」の6曲が初音源化。ちょうど半々ってことはバランスとったのかなーと。


再収録曲に関してですが、バックの音に関しては文句ありません。特に「まぼろし」のドラムは感動すら覚えるほど。デモCD版のアレンジを元にしつつ、最近のライブでやっていたアレンジが加わっているので新鮮な感じで聴けます。

ただ、その中でもボーカルに違和感が。語尾を伸ばしすぎだったり、言葉と言葉の間がスラー気味だったりと気になる点がチラホラ・・・。デモ音源との違いを出そうとしたのか、それとも単純に喉の調子が良くなかったが故にこうなってしまったのかは謎。

特に「早熟」はボーカルとハモリが上手く調和してない印象。水と油みたいに分離しちゃってる感じかなぁ。個人的にはちょっと勿体無いなぁ・・・と。

「ユキハネ」に関して言えば、サビのメロディラインがほとんど変わってしまっているからか、そこまでの違和感を感じずに聴けたので、単純に聴き慣れているかいないかの差かもしれない。初めて聴く人にとってはどんな感じに聴こえたのか気になるところ。


初音源化曲は再収録曲で感じていたボーカルの違和感も感じず、すんなりと受け入れられました。
その中でも先日のワンマンライブで初披露された「Hello」「ひとつ星」「真冬のRAINBOW〜キセキ〜」の3曲はどれもかなり自分好みの曲。

特に「ひとつ星」がお気に入りかなー。・・・ってーか、自分の好みの楽曲を知ってる人なら「やっぱりその曲か」と言われそうな気がします(笑)

「Hello」は最近のtokageでは珍しく、ドラムトラックに打ち込み系を使った曲。「真冬のRAINBOW〜キセキ〜」はアルバムの最後にふさわしい感じ。

「サニー」のときはシングル集的な印象でしたが、今回はしっかりとアルバムしてます。ひとつの作品としては非常に完成度が高いので、ぜひとも多くの人に手に取ってもらって聴いてもらいたいです。

アルバムをひっさげて全国ツアーとかやってくれると面白いんだけどなー。はてさて。